2023/1/30-2/3

風邪を引いてしまってずっと家で仕事をしていた。家で仕事ができてありがたい。ありがたいってなんだ。仕事は別にしたいわけではないのだから…。ただこういうときすんなり家で仕事できるモードに移行できるっていうのは私の普段の立ち回り、治外法権的な立ち位置を確保しているその才能にあり、本当に私ってこういう環境づくり得意よね〜と思った。その代償として賃金が低いが、まあ多くは求めまい。

で、通勤の時間がまるまる浮いたのでとにかく本を読んだりタクティクスオウガリボーンをしたりしていた。喉が腫れて呼吸が苦しいが、頭は元気ですからね。

読みたい本リストに堀田善衛の「方丈記私記」が入っていたので読もうと思ったが、すぐ読めるのが全集しかなく、堀田善衛全集(13)を借りて読んだが面白い。全集って長くて大変なのよね〜と思ったけど、目当ての作品以外のものも読めて良かった。ものを書く人の多くがそうだと思うが、彼には起こった出来事を面白がる才能と、それを冷静な視点で思い返して記録する才能がある。居心地の良い読み口というのか、読んでいて嫌な気がしないし、どんな気分のときでも読みたい気がする。他の作品も読みたいと思って、「時空の端ッコ」という本を買った。白状しますけど今まで「ほったぜんえ」だと思ってたよ。「ほったよしえ」さんでした。

リーバイスのウェブのセールでブラウスとショートパンツ、アンクル丈のパンツ(って言う?くるぶし丈とは言わないよね)、オーバーオールを買った。届いて着てみたらどれも自分にぴったりでこれを着て早く出かけたい。春になってほしい。暖かい日差しの下でピクニックしてチクチクする芝生をごろごろ転がって笑いたい。という気持ちになった。冬でも着ますけど。

今週読んだ本
📕堀田善衛「方丈記私記」
📕堀田善衛「時空の端ッコ」
📕石田夏穂「我が友、スミス」
 20代後半の女性がボディビルにぐいぐいのめり込んでいく話。オタクが自分の好きなものを語るときのような早口を文章から感じ、楽しく気持ちよかった
📕宇佐美りん「推し、燃ゆ」
 宇佐美りんさんのことを知らなかったけどかなり好きかもしれない。自分が高校生だったときのことを思い出した。それでこういう熱ってあるよねというリアリティがあって、それで文章もかなり普段の会話に近いのだがこれを絵文字抜きで書いてるのがすごいと思う。宇佐美さんの他の作品も読みたい
📕アンソニー・ドーア「シェル・コレクター」
 新潮クレストブックシリーズはどれを買ってもいいですからね。この短編集には美しい自然がたくさん描かれているがそこには必ず人間がいて、人間と自然、人間と人間のコミュニケーションが描かれる。現実にはありえない超常現象もこんなに日常になるのだから小説は好きだ。

2023/1/23-27

昔働いてた会社の近くにあんかけラーメンの美味しいお店があって、あんかけだからなかなか冷めなくてどんどん増えるぐずぐずのラーメンを食べた経験からぐずぐずの麺も美味しく食べられるようになった。と思いながら茹でている途中で電話がかかってきたのでぐずぐずになってしまったラーメンを食べていた。

夕方から風が強く、ごうごうと音を立てていたので風速を検索したら8m/sだった。以前よく原付に乗っていた頃は5m/sもあればすごく寒くて、家を出る前に天気と風速を確認していたものだった。空を見たらうすはりのグラスの縁みたいな極めて細い月が見えて美しく、それが強い風に流された雲に隠されるまで眺めた。月の右下に強い光の星があって、きっと金星だろうと思ったけど自信がなかったので空にかざすと天体の名前がわかるアプリを入れた。金星だった。

美術館に行ったら素敵な服装の人がたくさんいて目を奪われた。自分の服装がみっともなく思え、家に帰ってそのとき着ていた服を処分した。美術展はとても良かった。熱心に模写をしているお爺さんがいて、私も鉛筆とノートを持ち歩こうと思った。

今週読んだ本、聞いた音楽とPodcast
📕三品輝起「雑貨の終わり」
📕趙根在、谺雄二「ライは長い旅だから」
 来月丸木美術館で趙根在の展示があるので忘れずに行こうと思っている

🎵Aidan Baker, Gareth Davis「Invisible Cities Ⅱ」
🎵穐吉敏子「Toshiko Akiyoshi Recital」

🎧YCAMぐるぐるラジオ

2023/1/16-21

例えば二次元の地図上で北を上とした場合、右が東で左が西ということがパッとわからない。なぜなら右と西、東と左がなんとなく似ているから。漢字の文字数も、ひらがなの文字数も同じで、母音も同じなんて。ほぼ同じと言っていいだろう。だから地図を見て東西左右を確認するとき、まず頭の中の「右と西」、「左と東」のセットを一度分解してから再度正しい組み合わせに構成する。こういうことが他の言葉でもままある。会話の途中で私が難しい顔をしていたら言葉の組み換えをしてるのかもしれない。友人にこの話をしたら「そういう感覚で捉えてる人って詩を書くのが向いてると思う」と言われたので詩を書いてみたが、彫刻と違ってすでに文字は形があり、形があるものの組み合わせなので、言いたいことを並べるとどうしても歪に感じてしまう。さらに我々は象形文字を使うから漢字の一つ一つに主張があるように感じる。たくさんの文字が並んでいる文章だと気にならないけど詩とか短歌、俳句くらいの量の文字数だと気になるかもしれない。人が書いたものはそんなに気にならないけど、自分が書いたものは直したくなる。残念ながら短文は向いてないかもな。

第一次からいものブームが去って第二次からいものブームが来た。からいとつらいが同じ漢字なの勘弁してほしい。今週の夕飯は農心の辛ラーメンの袋麺をよく食べた。これにしめじと大根(もしくはもやしか白菜、家にある野菜適当に)と鷹の爪、花椒を追加してぐつぐつ煮たあと最後に生卵をふたつ。

ガスコンロでコーヒーの焙煎をはじめて2ヶ月目。2kg焙煎してやっと感覚がわかってきた。追加で2.5kgの豆を買う。今回はケニア・マサイAA TOP、コロンビア・スプレモ、タンザニア・ンゴロンゴロ。ワインだったら同じ産地でも隣の畑だったら全然味違うじゃん、って思うけどコーヒーってずっと国名と品種名が紐づいてますよね。ワインの方が複雑な製造工程っていうのもあると思うけど。テロワールみたいな考え方は強くないっぽい。

久々に友達の店に行ったら様々な出会いがあり楽しく過ごした。人と会って会話したりハグしたりすることでしか摂取できない成分がある。愛知県人会の寮が東京にあって、女子寮は三河出身者と尾張出身者で建物が分かれているという話を聞いておもしろかった。男子は同じ建物らしい。

今週読んだ本、聞いた音楽とPodcast
📕ユリイカ 2005年10月号 特集「攻殻機動隊」
📕士郎正宗「攻殻機動隊1」
 思うところあり再読した。「暗号変換AI任せにしてるとネコにもネズミにも聞かれるわよ」初版1991年て
📕本の雑誌 2023年2月号 特集「本を買う!」
 こういうの毎月読んで書評欄に載ってる本とか買って日向ぼっこして本に囲まれて昼寝する老人になりたいよ

🎵坂本龍一「12」
🎵Elle Teresa
🎵Yellow Swans「Going Pleces」

🎧ヤーレンズのオールナイトニッポンポッドキャスト

買ってよかった20XX

私は買ってよかった20XXシリーズが好きで、この時期になるといつも楽しみにしている。ここ数年は自分でもまとめてみたいと思いつつ7年くらい時は流れて想いは奏でてまいりました。そもそも買ってよかったものは数あれど、一年に限定されるとそう多くはなかったので、今まで買って良かったものを列挙することにする。リンクは一部アマゾンアソシエイトを利用しています。

MASON PEARSON ヘアブラシ
7年ほど前に購入してから虜になってしまったヘアブラシ。毎日朝晩かかさずこれで髪をといている。高価だけど、7年前に買ったものでも全くへたらず使えているので迷っているなら買ったほうがいい。髪をとくだけで楽しいし、頭皮が気持ちがいいし、髪がつやつやになる。私は猪毛100%のポケットタイプを使っています。高価ゆえ偽物も多く公式サイトで買うのが無難。

NEAL’S YARD REMEDIES ボディブラシ
時々買い替えながらも6〜7年使い続けているお気に入りのブラシ。これのブラシ面で身体を撫でると、少し痛いんだけど自分が上等の馬になって飼い主に丁寧にブラッシングされているような気持ちになる。夏の朝起きてすぐにこのブラシで身体を撫でると頭がすっきりして今日も一日頑張ろうと思う。冬は寒いのでとてもそんなことはできない。ブラシ面の反対のいぼいぼ面はボディオイル(こういうの)を塗ったあとごりごりマッサージすると頭に白い光がチカチカ点滅するくらい気持ちいい。特に膝の周りを念入りにほぐすのが好きです。

The BAR シャンプーバー(固形石鹸のシャンプー)
私はリンスやコンディショナーが苦手です。なぜなら洗い流しているときに身体も髪もぬるぬるするし、ぬるぬるをどこまですすげばいいのかわからないから。そしてリンスを廃して早二年。今度はシャンプーのボトルを浴室に置くのが嫌になってきました。浴室に置くものを減らしたくなってきたのです。そこで友人に教えてもらった固形シャンプーを試してみたんだけど、洗い上がりや石鹸の硬さ(湿度の多い浴室に置いていると溶けてしまうものもある)が気に入らず、20個近くいろいろ探して試してやっと使い続けられるものを見つけた。それがこの髪・顔・身体の全身に使えるシャンプー。本当は同じシリーズのヘアシャンプーが一番私の髪に合っていて、かゆくならず洗い上がりはしっとりとしてぴったりだったんだけど、香りが苦手なのでこの全身タイプを使っている。
余談:山崎実業の石鹸置きが気に入っている。身体を洗う石鹸はiHerbやお店で見かけた良い香りのものを買うことが多い。一日の汚れを落としたあと自分の身体からいい匂いがしていたら嬉しいから。iHerbで何回も買っているのはゴートミルクとチャイの石鹸

パナソニック ドライヤー
ドライヤーなんてどれも同じだろと思っていたのですが、友人の家に泊まったときにこれを使ったら今まで自分が使っていたドライヤーより風量が強くて頭吹っ飛ぶかと思った。風量が強いので乾燥も早いし、なぜか髪がさらさらになる。私は「ナノイー」とかいう文言が気に入らなくて「適当なこと言って消費者をバカにするな」と思っている(今でも思っている)のだが、なぜかこのドライヤーで乾かすと髪がさらさらになる。ただ少し大きくて重い(最近小さい新型が出た)。重いし意味不明なナノイーを差し置いても素晴らしいドライヤー。今は寒くて使っていないが、温風と冷風が数秒ごとに交互に切り替わるモードがあって、それを使うとつやつやになる。

花王 パイプハイター
キッチンやお風呂の排水溝掃除のための洗剤。粘度が高いので他の製品より綺麗になる。私はもうパイプユニッシュやその類似品を買わなくなりました。

コクヨ ひっつき虫
粘土のようなソフト粘着剤。穴を開けられない壁に何かを貼りたいとき、棚の上の雑貨の滑り止め、割れてしまったガラスの仮固定や、水漏れした穴の仮修復など、なにかとお世話になっている。使いたい分だけ出して手で少しこねるだけ。とにかく簡単。少量使いたいときはカッターで切って使うこともでき、ベタベタもしない。最高。

番外編
カロラータ フタバスズキリュウのキーホルダー
ただ可愛いの一辺倒。
今検索してみたらチェーンストラップタイプがなくなっていたのでリンクはマグネットタイプ。いずれにしろかわいい。

湯田ヨーグルト
おいしくって、破産する
友達と一緒にスーパーに行った折、友達に「これおいしいよ!」と言われ買ってもらった。それからというもの私は…他のヨーグルトが…。生クリームが入っていて後味豊か。もっちりおいしい。スーパーで買ってもらったときは800円を超える値段だったが、容量が800gでたっぷり入っている。

以上です。来年もよろしくね。

8月22日

やりたいことたくさんあるけど全部やらんでいいことで、生活にも不必要だから生活が優先されてしまう。

「給料は上がらないし今後物価も税金も上がるしうまい酒が飲みたいし奨学金まだ300万残ってるしいずれまた大学にも行きたいし、行きたい場所会いたい人住みたい場所たくさんあり、忙しすぎる、お金が足らなすぎる」と思って、じゃあどうすりゃいいのかよくわからない。いまは目の前のことを大切に毎日暮らしていくことが楽しく、いまの家も生活も気に入っていて、ただそればかりでは未来が暗い。いまの気に入っている生活を守っていくだけではずるずると後退し、いや、どこを基準に何と比べて後退するのかも曖昧だが、振り返れば小さなブラックホールが生まれているような気がして、振り返ってその小さなブラックホールを認識した瞬間からずるずると後退が始まるような気がする。というかむしろその気配がすでにあって後退していることを認めたくないのかもしれない。ピスタチオのシーシャを吸う。

8月4日

海に向かう電車の中で「このまま海に行きたい」と思う私は仕事に向かうのだった。
あとからどんな面倒に襲われようともこの瞬間海に行くことが正解なのだった。

5月26日

昼休みに初夏のプレイリストを聴きながらサンドイッチを持って家を出る。近所をふらふら歩きながら散りかけのツツジの生垣の前に座ってペットボトルのコーラを飲み、また歩きだして髪の毛の中を風が通り抜けるのを感じる。工事中の民家の端で大工のお爺さんが昼寝をしている。1000円のお酢や500円のエナジードリンクが売っている変な自販機の品揃えをじっくり見る。紺のエプロンをしたメガネの男性(顎は剃刀負けで赤くなっている)がカフェの立て看板のチラシを補充している。三人の子供と歩いている男性(子供2人とそれぞれ手を繋ぎ、余った子供はシャツの裾を掴んでいるからズボンからシャツが全てはみ出ている)がにぎやかに通り過ぎる。どこからか蚊取り線香の香りがしてまた夏が来る。今この瞬間、この上なく自由だと思う。

初夏のプレイリスト(Spotify)

とても難しい

雨の音で起きた。雨の音で起きるのはいい。物件の内見があってなんだかそわそわしている。午前中指定で荷物の集荷を頼んでいるから服を着替えておかなければならないとベッドの中でごろごろしながら考えていたら集荷が来てしまった。荷物は既にドアの外に出しておいたから控えの伝票を受け取るだけなのだが、ドアを細めにして受け取った手首はまだ長袖のパジャマを着ていてその可愛い花柄は明らかにパジャマのそれであった。

午前中の集荷が終わったら午後には内見があって、来週はまた別の予定があって、さらにその次の週は亡くなった知人のお悔やみに出かけないといけなくて、その次はお友達の家に遊びに行くのであって、ここに引っ越してからこんなに毎週予定がある週末は初めてだから気持ちが落ち着かない。私は本当に出かけなくなった。以前は1日にいくつも予定を入れることがあった。

先日、仲の良い友達と食事をしたのだが、数年来の友達で仲がいいのにも関わらず会う前の数時間緊張していた。以前はこんなことはなかった。たった2年人と会わない生活をするだけでこんなにも退化するのだと思った。以前山奥で1人で孤独に暮らしていたとき、久々に友達に会うぞという日でも緊張するなんてことはなかった。この緊張はいまよりずっと若いときや、子供のときに感じていたものに近い。今もそうだが、私は照れ屋、シャイ、はにかみ屋で、そういう自分のまわりに大人になるにつれフジツボのようにはり付いていた何かが薄くなって元々の性格がまた露出してきたように感じる。それが良いか悪いかは分からない。

この緊張は無理にご飯を食べすぎたときのような、業務上嘘をつかなければならないときのような(私はかつてその必要に迫られる仕事をしていた)、明らかに悪いことをしているときの居心地のなさがあり、身体中が痺れているというかうっすら電気を帯びているような気がする。過ぎ去ってしまえばどうってことないのに今はただ中にいるから過ぎ去るまではこの気持ちが続くのだろう。過ぎ去るのはいつだろう。身体がうっすら帯電していて漏電しているのか、エネルギーがじわじわ減っているような気がする。

自分の感覚が以前と違うというか、以前の自分より遠くなっている気がする。以前は即決できたのに複雑な回路を通らないとゴールに辿り着けない、直線距離で走らず迷路を行ったり来たりしないと辿り着けない。辿り着く過程でさまざまなものを見聞きしてそれは面白いが、それにしても遠くて遅いと感じる。

カフェラテください

待ち合わせをしていたら相手が30分ほど遅れるとのことだったのでその場から一番近いコーヒーチェーンに入り、カフェラテくださいと言ったらキッチンにいる新人3人がああでもないこうでもないと注文を処理していて15分くらい待った。アイスカフェラテをお待ちのお客様、と店員に呼ばれて、私かな?と思ったけれど、私はカフェラテといえば当然ホットだと思いこんでいるのでボーッと突っ立っていたが誰もアイスカフェラテを受け取りに来ないからそれが私の注文した品物だと気づいた。注文の際は「カフェラテください」とだけ言ったのでレジの人がアイスカフェラテと勘違いしたのだろう。レジの人のなかではカフェラテは当然アイスと決まっているに違いない。むしろレジで15分も待ったのだからホットだと熱くて待ち合わせまでに飲みきれなかったかもしれない。

カフェではパソコンを広げて作業をしている人が何人かいて、みんなパソコンになんらかのステッカーを貼っていた。私もパソコンにステッカーを貼ってみたいと思って10年が経ったが、実際は貼らない状態のほうが素敵だと思っているので今後も貼ることはない。だから貼ってみたいと言うよりは貼ってみたかったと言うほうが正しいかもしれない。

カフェを出て待ち合わせ場所に向かう途中で友達から「雨が降りそうだね」という連絡が来て、そのすぐあとにまた「風が出てきたからきっとすぐ降るよ」と連絡が来た。以前父と山に行ったときに「雨が降る前は冷たい風が吹くから分かる」と彼が言っていたのを思い出した。

ねこちゃんお断り

出社したら今月新しく入社したばかりという人が挨拶に来てぺらぺらと自己紹介したあと「最近保護猫を飼い始めてそれが可愛くて」というようなことを言った。私はタイマンで勝てない動物に対して(やだな、怖いな)と思っており、猫は爪が鋭くて病気や寄生虫の棲家(という偏見を私は持っている)なのでタイマンでは勝てず、その場凌ぎはできたとしてもそのあとで猫の病気や寄生虫に呪い殺される、すなわち死である、というイメージがあるので反射的に(やだな、怖いな)と思ってしまった。だから猫飼ってると言われたときも「あ〜そうなんですか(やば…)」としか言えなかった。

タイマンで勝てない生き物に萎縮して教室の隅でハムスターが車輪をカラカラ回すようにびびっているだけでは人生はやっていけない。だから身長が2メーター40センチ(かなり誇張している)ある人と一緒に住むことになったときは「こりゃ幸い!びびりの人生もリハビリしちゃおうね!」と思ったのだがその結果は身長が2メーター40センチの同居人その人に対して全然恐怖を感じなくなったというだけであって、普通に猫は怖い。なぜなら未知だから。人間も知らない人は怖い。でも人間とは酒を飲むことができてなんかうやむやのまま仲良くなることができる(し、うやむやのまま永遠に会わないこともできる)が、人間以外とはそうはいかない。だからまず猫とはインターネットで懇意になってから会いたい。そしたらオフラインでも仲良くできる気がする。