風邪を引いてしまってずっと家で仕事をしていた。家で仕事ができてありがたい。ありがたいってなんだ。仕事は別にしたいわけではないのだから…。ただこういうときすんなり家で仕事できるモードに移行できるっていうのは私の普段の立ち回り、治外法権的な立ち位置を確保しているその才能にあり、本当に私ってこういう環境づくり得意よね〜と思った。その代償として賃金が低いが、まあ多くは求めまい。
で、通勤の時間がまるまる浮いたのでとにかく本を読んだりタクティクスオウガリボーンをしたりしていた。喉が腫れて呼吸が苦しいが、頭は元気ですからね。
読みたい本リストに堀田善衛の「方丈記私記」が入っていたので読もうと思ったが、すぐ読めるのが全集しかなく、堀田善衛全集(13)を借りて読んだが面白い。全集って長くて大変なのよね〜と思ったけど、目当ての作品以外のものも読めて良かった。ものを書く人の多くがそうだと思うが、彼には起こった出来事を面白がる才能と、それを冷静な視点で思い返して記録する才能がある。居心地の良い読み口というのか、読んでいて嫌な気がしないし、どんな気分のときでも読みたい気がする。他の作品も読みたいと思って、「時空の端ッコ」という本を買った。白状しますけど今まで「ほったぜんえ」だと思ってたよ。「ほったよしえ」さんでした。
リーバイスのウェブのセールでブラウスとショートパンツ、アンクル丈のパンツ(って言う?くるぶし丈とは言わないよね)、オーバーオールを買った。届いて着てみたらどれも自分にぴったりでこれを着て早く出かけたい。春になってほしい。暖かい日差しの下でピクニックしてチクチクする芝生をごろごろ転がって笑いたい。という気持ちになった。冬でも着ますけど。
今週読んだ本
📕堀田善衛「方丈記私記」
📕堀田善衛「時空の端ッコ」
📕石田夏穂「我が友、スミス」
20代後半の女性がボディビルにぐいぐいのめり込んでいく話。オタクが自分の好きなものを語るときのような早口を文章から感じ、楽しく気持ちよかった
📕宇佐美りん「推し、燃ゆ」
宇佐美りんさんのことを知らなかったけどかなり好きかもしれない。自分が高校生だったときのことを思い出した。それでこういう熱ってあるよねというリアリティがあって、それで文章もかなり普段の会話に近いのだがこれを絵文字抜きで書いてるのがすごいと思う。宇佐美さんの他の作品も読みたい
📕アンソニー・ドーア「シェル・コレクター」
新潮クレストブックシリーズはどれを買ってもいいですからね。この短編集には美しい自然がたくさん描かれているがそこには必ず人間がいて、人間と自然、人間と人間のコミュニケーションが描かれる。現実にはありえない超常現象もこんなに日常になるのだから小説は好きだ。
